鹿児島県の阿久根市の市長と議会がもめています。 今までは役人や議会と仲良くする首長がほとんどでしたが、最近は対立を厭わない政治家も増えました。縁故、しがらみに捉われた役所に反発する人が増えたからでしょうか?
阿久根市では、一度リコールされた市長が再選されたことから考えると、よほど議会と役所の状態がひどいと市民に判断された可能性はあります。形骸化した議会なら、いっそ開かないほうが良いという感情が出てきても不思議ではないかもしれません。
旧態依然としていてはダメという危機意識は確かに必要ですが、議会も民意を反映するものである以上、審議が止まるのは感心できません。




 光線過敏症 


光線(日光)過敏症は日差しが強い時期に症状が出る病気ですが、内科で問題になるのは薬が誘因の時です。私が処方した中では血圧の薬と鎮痛剤で発生させてしまった経験がありますが、他にも色々な薬で発症します。なぜ発生するのか詳しくは解っていないようです。 


誘因が湿布薬で湿布の形が出る時は解りやすいのですが、貼ってから時間が経った場合、衣服を着用していても発生した場合は判断しにくいことがあります。飲み薬による場合も、ただの日焼けや湿疹と区別しにくいことがあります。     


日に当たらないと不健康なイメージがありますし、日焼けを気にするのは若い娘さんだけで良いと考えていましたが、そもそも直射日光に長時間当たるのは良いことではないようです。皮膚癌の患者さんを見ると、やはり日光が関係していそうな場所によく発生しています。


光線過敏症に限らず、少なくとも皮膚の弱い部位には直射日光を避けるべきです。 光線過敏症の治療の際は、念のため詳しい皮膚科と相談するのを基本に考えたほうが良いと思います。症状から初期の膠原病、単なるアレルギーなどを区別するのは簡単ではなく、たとえ名医でも見ただけでは無理です。


目で見た印象で「光線過敏症でしょう。この薬は中止して、この薬を飲んでください。」といった対処をするのは好ましくはありません。 また血圧の薬が原因として疑われる場合に、気にせず飲み続けるのもいけませんが、副作用だからと自己の判断で中止するのも危険です。主治医に連絡、相談すべきです。




平成22年8月31日







仲良くしようね。